スラミング:勝手に会社を切り替えられたらどう戻すか
携帯も電気もガスも、頼んでいないのに会社が変わっています。スラミングという違法行為です。見つけ方、戻し方、訴え方を解説します。

ある日、知らない通信会社から歓迎の手紙が届くか、頼んだ覚えのない乗換完了のSMSが届きます。回線は使え続けていますが、契約先は思っていた会社ではありません。これに名前があります。スラミング、同意のない事業者・小売会社の切替えです。違法であり、思ったより多く、早く動けば解決できます。
気づかないうちに切り替えられる手口
ほぼ常に攻撃的な営業電話から始まります。典型的な流れです。
- 現在の会社を装って電話が来ます(「ご契約中の通信会社です。料金を見直します」)か、独立した比較サービスを名乗ります。
- 「プラン確認のため」と称して情報の確認を求めます。氏名、住所、生年月日、時には口座情報や通知の番号。
- その情報と、曖昧な質問に「はい」と答えた録音で、別の会社への申込みや乗換を進め、録音を同意の証拠として提出します。
電話がない場合もあります。情報が出回ってさえいれば(漏えい、申込書、名簿)、悪質な販売員が切替えを進めて手数料を得ます。だからスラミングは「はい」詐欺と手を携えることが多く、電話での「はい」詐欺で解説した通り、録音された一言は契約を結びませんが、同意したかのように見せかける小道具に使われます。
スラミングに気づくには
警戒のサインです。
- 契約した覚えのない会社からの歓迎の手紙やメール。
- 身に覚えのない乗換や申込みのSMS。無視してはいけません。何かが動いている証拠です。
- 元の会社からの請求が止まる、あるいは「早期解約」の違約金付きの最終請求が来る。
- マイページの変化や、登録情報で入れなくなる。
- 回線は使えるが事業者が別:携帯は設定で確認でき、電気・ガスは次の請求書で分かります。
鉄則です。頼んでいない会社変更の連絡は、すべて即時の確認に値します。自分の会社(公式番号を自分で調べて、怪しい連絡の番号にはかけない)に電話し、回線や契約に進行中の手続きがないか尋ねます。
戻すには
この順序で動き、できる限り書面で行います。
- 元の会社に連絡し、変更に同意していないと説明します。手続き中なら止めるよう求めます。乗換には止められる期間があります。
- 勝手に契約した会社に苦情を書面で申し立て、受付番号を求めます。違約金なしの申込み取消しと、請求済みの全額返金を要求します。有利な要点は、有効な同意があったことの証明責任は相手側にあることです。自分が契約していないことの証明はあなたの責任ではありません。自称の録音や契約書の開示を求めます。
- 不正な申込みの違約金は払わない。 結んだ覚えのない契約の請求を払わないことを理由に信用情報への登録などをほのめかされたら、苦情に明記します。不当な登録も訴えの対象です。
- 返答がない・拒否されたら上へ:通信は総務省の電気通信消費者相談センターや消費者ホットライン188、電気・ガス等は消費生活センター。書類と受付番号はすべて保管します。
- 身分証や情報が悪用されたら警察にも届出を出します。届出は後の訴えを強めます。
変更に伴って口座に請求があれば、電話詐欺の被害金を取り戻す方法も確認します。
再発を防ぐには
- かけてきた相手に情報を確認しない。 氏名も住所も生年月日も口座も言いません。会社の者と名乗ったら切って、公式番号にかけ直します。
- 受話器を取るときは「はい」ではなく「もしもし」と応じ、知らない相手の誘導尋問に一言で答えません。
- 毎月請求を確認する。電気、ガス、通信、銀行口座。スラミングは他のどこよりも請求書で先に見つかります。
- 事業者の通知を設定する。乗換や回線の異動のアラートを受け取れる会社が多いです。
- 勧誘の番号を報告する。これらの勧誘は何千人にもかけられ、迷惑番号ディレクトリに報告が集まって次の人に警告します。
よくある質問
スラミングは自分で頼んだ乗換の後悔と同じ? 違います。頼んだ変更を悔やむなら、訪問販売・電話勧誘のクーリング・オフ等の制度があります。スラミングは頼んでいない変更です。撤回ではなく、同意なき無効の訴えです。
同意した録音があると言われたが、拘束される? 自動的には拘束されません。明確な身分開示、契約内容の説明、曖昧さのない承諾という有効な同意の証明が必要です。録音の開示を求めて確認します。説明が不実だったり承諾が曖昧だったりして崩れるものが多いです。
元の会社に戻れる? 戻れます。不当に獲得した会社は元に戻す費用を負担すべきです。明示的に求めます。
解決にどれくらいかかる? 会社との直接交渉で数週間。行政の相談・あっせんで数か月です。だから早く始めて書類を残すのが得策です。記録があれば時間が味方します。
まとめ
スラミングは二つで成り立ちます。あなたの情報と、あなたの放置です。前者は電話で何も確認しないことで拒み、後者はサインを見たらすぐ動くことで拒みます。手続きを止め、証明責任は事業者側にあることを添えて書面で訴え、必要なら消費生活センター等に上げます。毎月請求を確認し、勧誘番号をNoCallの迷惑番号ディレクトリに報告します。手順はガイドにあります。
出典とレビュー
確認日:
番号体系、通信事業者のツール、通報手続きは変更される場合があります。重要な手順はリンク先の公的機関で確認してください。
ガイドの詳細
あらゆる不審な状況への具体的な対処手順を添えて、NoCallが審査した編集コンテンツ。
不審な電話を受けましたか?
データを共有したり、かけ直したり、リンクをクリックしたりする前に、NoCallで番号を調べてください。
電話番号または会社名(NTT、NTT docomo、au(KDDI) など)を検索して、迷惑電話として報告されていないか確認しましょう。
